

皆様、明けましておめでとうございます。今年は3日の宝塚観劇からスタートです。
久々に見ました、立ち見までぎっしりの熱気ムンムンの宝塚大劇場。さすが宝塚100周年記念の意欲作です。いつもこれぐらい入っていれば、生徒さんたちもやりがいあるでしょうね。劇場入り口のチケットもぎりのところでは、元雪組トップの平みちさんも並んでいらっしゃいました。観劇ボルテージもますます上がります。
はてさて、肝心の内容に移りましょう。
今や宝塚を代表する演出家小池修一郎、さらに音楽は「ロミオとジュリエット」のジェラール・プレスギュルヴィックとがタッグを組んでのオリジナル作品、しかも題材があの言わずとしれたナポレオンですから、否が応でも期待が高まるわけで、今回のこの入りもこの期待の表れと言えるんでしょうね。
いやいや、それにしても衣装も美術も豪華絢爛、音楽もすばらしい。わずかな台詞を除いてはほぼ全編歌で綴られるこの手の作品に取り組むに当たっては生徒さんたちもものすごく努力されたことと思います。皆さん、すばらしい出来でした。
少々欲を言えば、ナポレオンのほぼ一生を描くために少々エピソードを詰め込みすぎたかも、とも思います。二番手男役さんの見せ場が二幕めぐらいまでずれ込んだことを思えば、もう少し削れたのではないかとも思いますが、宝塚100周年の幕開けを飾るにふさわしいすばらしい作品だったことは言うまでもありません。
ラベル:宝塚